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水稲栽培経過報告①

田植え後1ヶ月が経ちました

先日、近くの小学校でどろんこ教室(田植え体験)がありました。
JA青壮年部の活動のひとつとして50年近く続いている行事に参加してきました。
小学5年生を対象に50人ほどの児童が裸足で田んぼに入り、手で2.3本ずつ苗を植えてくれました。

足の感触が気持ち悪くてなかなか入れない子、勢いよく入って派手に転んで泥だらけになる子、まっすぐ綺麗に植えて満足気な顔をしてる子、それぞれ個性があって楽しめました。

終わってから「楽しかった〜」と口々に言ってるのを聞いて、この中から1人でも多く、将来“農業”を職業の選択肢として考えてくれるといいなぁと思っていました。

でも、最後に校長先生が児童の前で話されていたのが…
「皆さん、農家さんの苦労がちょっとは分かりましたか?これからもありがたく食事をいただきましょう!」…
確かによく聞くお話です。先生、お気遣いありがとうございます。当たり前にあるものが当たり前ではない。最近の米騒動に通じる話かも知れません。

でも、「小学生のみんな!僕らの苦労を味わって!」との気持ちで来た訳じゃないんだよ。ちょっと興味を持って欲しかったんだ。

先生の言いたいことも分かるけど、これが50年続いてたら後継者不足になるはずだ。

次回は先生と、活動の趣旨を確認した上で大型機械でも持って行こうかな。と思いました。

さて、話が長くなってしまいましたが、みやざき農園の特別栽培米。田植えから1ヶ月が経ちました。


田植え直後の田んぼがこちら



それから1ヶ月後の現在の田んぼがこちら


12センチくらいで2.3本だった苗が25センチ7.8本くらいの株になりました。
成育は順調です。
このまま15本くらいまで待ちます。

今やっている作業はこちら

みやざき農園で作っている別の品種、ハナエチゼン。
株が18本くらいになったので中干しの期間に入ります。

田んぼの中をこのようなバイクみたいな機械で走ってます。
バイクみたいな機械で田面に溝を作り、排水や入水をスムーズにできるようにします。
(理由や効果については次の機会に…)

福井の本日の気温32℃
6月では異常な暑さです。


とりあえず暑いので、自分で作ったせせらぎを聞いて涼んでいます。
いや、やっぱり暑い笑

次回は大豆の種まきと小麦の収穫をお届けしまーす。

では〜