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水稲栽培経過報告②

田植え後1ヶ月半

こんにちは。

15年前、私は自動車ディーラーの営業という仕事から家業の農業に転職しました。

「人を相手にしない農業はストレスがなくていいね。頑張って!」
田んぼを借りてる地主さんの1人から、就農して1ヶ月くらいの時に言っていただいた言葉です。

新しい環境に慣れないながらもがむしゃらに取り組んでいる姿を見て応援してくれたのだと思います。
少し勘違いされてるかなぁ。と思いながらも「はい!ありがとうございます。」と答えました。

私は営業の仕事にストレスを感じたことはありません。
ノルマに追われたことも、上司に詰められたこともありません。

自分で考えて個々のお客様に対応し、仕事の結果が全て数字で表される。そんな仕事が単純明快で私には合っていました。

そう、セールスマンに対してノルマという固定概念から勘違いされてると感じました。

それから5年ほど経ったときに、その時の地主さんがもうひとつ勘違いされてたと思いました。
農業に対してです。
特に水稲栽培に対してです。

米は田んぼで作ります。
誰でも見える田んぼです。なんなら、別の生産者さんと比べるのも簡単です。

しかも、過去に米づくりをしていた人が周りにかなり居ます。その地主さんも昔はご自身で作っていたと後から聞きました。

そう、簡単に比べられる環境、携わったことのある先輩がたくさんいる。
セールスマンのグラフがショールームに貼り出されているような環境です。
結構なプレッシャーに晒された環境です。

ですが、やったことが全て正当に評価してもらえる環境でもあります。
仕事に気楽なものはなく、それぞれの意識ひとつでどのようにも捉えられる。と思わせてくれる応援の言葉でした。

最近、前置きが長いと自覚してます笑


現在の特別栽培米の生育状況の報告です。

緑色の線が太くなってきました。

ここでは隣の田んぼと比べるのではなく、過去の田んぼと比べてみましょう!


15日前の写真です


さらに28日前(今から約1ヶ月半前)

何も言うことがないくらい順調です。

このまま収穫を迎えられるよう日々管理を続けます。

本当に何も言うことがないのは淋しいので1つ。

3枚の写真はすべて18:08に撮影してます笑
稲の姿だけじゃなく、太陽の高さ、太陽や空の色、雲の形なども見比べて季節の移ろいを感じてみてください。

では〜