有機肥料と化学肥料
こんにちは。
ここでは、実際に使っている者としての所感を伝えさせていただきますので、正しいかどうかは分かりません。
正しいこと、詳しいことはどうぞご自身でお調べください。
有機肥料と化学肥料はご存知のとおり原料が違います。
どちらが優れているということは無いと私は思います。
有機肥料は、肥料でまず土を育て、それで栽培する作物を育てる。みたいなイメージ。
一方で化学肥料は、直接作物を育てるために使われるイメージ。
肥料が作物に作用するまでの時間がぜんぜん違います。
気になる味の方は…
100%有機物で作ったものと聞けば美味しく感じます。
でも、化学肥料で必要なタイミングで必要な栄養素を必要な量だけ与えたと聞いても美味しく感じられると思います。
なので、どちらが優れているとは言えないのです。
みやざき農園では100%有機肥料の米と、100%化学肥料の米の両方を作っています。
有機肥料を使った米では「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」にて『ベストファーマー』の認定をいただいております。
100%化学肥料を使った福井県のブランド米いちほまれでは「ふくいブランド米推進協議会」より『最高賞』をいただいております。
有機肥料、化学肥料どちらにしても、その資材にこだわりを持ち、それぞれの特性を理解した上で使うことが大事なんじゃないかと思っています。
弊社、有機肥料にこだわっていることはHP内でも触れていますが、実は化学肥料にもこだわりがあります。
それは、国内メーカーである「多木肥料」さんの肥料しか使ってません。

田植え時に使う「元肥(もとごえ)」と呼ばれる肥料も、稲穂に直接働きかける「穂肥(ほごえ)」と呼ばれる肥料も。
大麦、小麦、大豆の肥料も。
「粒が硬くて粉っぽくならない」「苦土が入っている」など、さまざまな特徴がありますが、1番は担当者さん。肥料の先生。
兵庫県から1年に3〜4回田んぼの確認に来てくれ、その都度肥料のことについて授業をしてくれます。
そしてこの度、多木肥料さんが全国の販売店、特約店さん向けに発行されている「タキニュース」という冊子の表紙を、弊社スタッフが飾りました。

スタッフも、ちょっと恥ずかしそうにしながらも喜んでいました。
でも、皆さん思いませんか?
このスタッフ、いつも出てくるんです。
HPの写真も、最近まで「この人が社長なの?」と勘違いされるほど。
どの写真にもこのスタッフが写っています。
…ちなみに、カメラマンは私ではありません。カメラマンは頼んでいます。
なんか顔がいつも真剣で
なんか絵になるんですよね。
本人曰く
「真剣なんです!」
「絵になるんです!」
だそうです。
では〜