こんにちは。
お盆も終わり、夏休みもあと少しとなりました。
学生の頃は宿題に追われていた記憶しかありません。
農業をしている今は、ラジコンヘリでの受託作業が終わり、蕎麦の種まきと稲刈りに追われています。
30年経っても「追われる」という点ではあまり変わっていませんが(笑)、最近ではそれに慣れて、むしろ楽しめるようになってきました。
では本題です。
先週のブログで宣言したとおり、稲刈り後のお米の行方をご紹介します。
今回は写真多めです。

赤矢印のところに…

底が筒状になった袋を吊って開けると、籾(もみ)が出てきます。

赤矢印の筒を通って…

入れたい機械の筒に落ちるようになっています。

筒は裏側で、表から見るとこんな感じです。 これは「穀物乾燥機」と呼ばれる機械で、灯油を燃料に刈り取り直後のお米の水分を25%から15%まで乾燥させます。

乾いた籾は「放冷タンク」と呼ばれるところに一時保管するため、藤色の乾燥機からクリーム色のタンクへと移します。

放冷タンクの全景。 一番高いところは約9mあります。

タンクの下にはベルトコンベアーがあり、粗熱が取れた籾はこれによって次の工程へ運ばれます。

反対側から見たところ。 手前に向かって冷えた籾が運ばれてきています。

籾はこのように流れていき…

2階へ。

2階に上がってきました。


ここからは2経路に分かれます。
しばらくは同じような機械が並列で2台ずつ稼働します。
下から上がってきた籾には、藁(わら)などのゴミが少し混じっているため、この白い馬のような機械で取り除きます。
ギザギザ部分でゴミが分けられ、きれいな籾だけが再び下に降りていきます。


2階から降りてきた籾は、1階にある「籾摺り機(もみすりき)」に投入されます。

左手前と右奥に2台並んでいます。


籾殻と玄米に分けます。
籾殻は隣の籾殻庫へ風で飛ばされ、玄米は次の工程のため再び2階へ…

石抜き機です。 その名のとおり、石を取り除きます。

石を抜いた玄米は1.9mmのフルイにかけられ、小さな米を取り除きます。


1.9mm以上の粒の揃った玄米は、次に「色彩選別機」にかけられます。 未熟米や白く濁った米、カメムシに食害され黒い斑点がある玄米を、カメラで判断して取り除きます。

ここまで2経路で進んできた玄米が1つにまとまり、タンクに溜まります。

ゴミを取り、籾殻を外し、石を抜き、小粒を除き、さらに色の違う米を弾いた――
そんな厳選された玄米だけが辿り着くタンク。
ここからは販売先によって袋詰めが変わります。

30kgごとに紙袋に詰める場合。

960kgごとにフレキシブルコンテナに詰める場合。
そして、いよいよ出荷です。
以上が、刈り取り後のお米の流れでした。
ちなみに、みやざき農園では個別販売分も含め、すべて農産物検査を受けています。


先日のハナエチゼンも検査をしてもらい、無事に全量1等(◉)をいただきました。
暑い日が続きましたが、お米に影響が出ないよう管理に尽力してくれたスタッフに感謝です。
次の刈り取り品種は「つきあかり」。
こちらは全量関東へ出荷されます。
関東の方は10月ごろから「福井県坂井市産つきあかり」を探してみてくださいね。
まだまだ暑い日が続きますし、さまざまな感染症も流行ってきています。どうぞご自愛ください。
では〜